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| もともとコピーサービス会社として出発した株式会社淀川工技社様だが、その後カタログやデジタルコンテンツなどの企画・制作・印刷業務まで業容を拡大し、いまではお客様のビジネス活動をトータルに支援するメディアソリューション企業へと変身している。とくに最近では、家電メーカー情報システム部門とのタイアップにより既存の印刷物をスピーディーにデジタルデータ化し、インターネットで配信するWebサービスに力を入れており、従来大変な手間とコストがかかっていたEコマースを簡単に実現できるサービスとして注目を集めている。 |


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同社の楠本雅一社長は、1995年から5年間にわたって関西DTP協会の会長を勤めるなど、早くからデジタル化・IT化に将来のビジネスチャンスを予見していた。なかでも、情報化社会・知識化社会における企業経営の中核能力として注目していたのが、情報を活用した「アプダクション=仮説提示力」の強化だ。「我々のような中小企業の弱点は、情報が少ないために新しい発想が生まれにくいことです。これからの営業力は、情報をベースに仮説を組立てて提案できる仮説構築力だと考えています。そのためには、幅広い情報を瞬時に集められる環境が必要不可欠であり、それを可能にするのがインターネットを中心としたITだと考えてきました」(楠本社長)。
しかし、既存のネットワーク環境はスピードの面でもセキュリティの面でも、楠本社長の期待に応えるにはほど遠いものがあった。また、プロダクト事業部とクリエイティブ事業部が別々のビルに入っているため、事業部間の迅速な情報交換や共有が思うように進まないことも大きな課題となっていた。 |
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