第2回「最新業務パッケージソフト活用術」

ブロードバンドで仕事が加速する!ワンランク上のブロードバンド活用

企業経営の根幹となる財務・経理から、商品の在庫管理・受発注業務、更には勤怠・給与管理に至るまでを統合的にシステム化し、業務改善や経営判断に役立てる企業は少なくありません。それらは、近年まではオフコンの領域であり、高額投資を必要とする敷居の高いシステムでした。
投資が出来ない、あるいは投資に見合わないと判断した場合は、特定の業務をパッケージソフトでシステム化するしかありませんでしたが、昨今のパソコンの高性能・低価格化、ブロードバンドの普及によって、多くの業務パッケージソフトがネットワークに対応し、高度なニーズにも対処できるよう進化してきました。それにともなって、特定業務だけのスタンドアロン的なシステムから、各業務を連携した統合的なシステムとしての利用が可能となりました。
Tips第2回では、ブロードバンドと業務アプリケーションを効果的に活用するソリューションケースをご紹介します。

「スタンドアロンの集中処理が思わぬネックに」

イベント企画・制作会社のA社では、本社・営業・制作部門別に拠点が分かれ、各拠点とも早くから社内LANやインターネット環境を構築。従業員専用のPCが行き渡り、取引先や顧客との連絡はメールの利用が定着している。また、入出金処理や給与計算などの経理業務は、数年前に導入した財務・経理のパッケージソフトで本社の経理部門が一括処理を行っている。
しかしA社では事業の拡大と従業員の増員により、下記の課題を抱えることになった。

  1. 月末になると一斉に拠点から本社経理部門に入出金伝票やタイムカードが集まり、入力処理業務が一時的に集中してしまい月度決算が遅れてしまう。
  2. 財務状況がリアルタイムで把握できなくなり、経営判断に役立てるメリットが薄れてきた。
  3. 経理部門では入力処理業務の圧迫により、アルバイトやパートタイムなどの人件費が増大している。

A社では専門的なシステム構築業者へ依頼することが確実と考え、見積を依頼したところ1000万円近い専用システムの構築費用と、拠点数分のフレームリレー回線の維持・管理費として月額100万円近いコストがかかることが判明し、半ば諦めていた。

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